中央協同組合学園校友会

校友会からのお知らせ

新年のごあいさつ

中央協同組合学園校友会
会長 町田重光

 あけましておめでとうございます。校友会のみなさんは、全国各地で良き新年を迎えられ、それぞれに楽しいお正月をお過ごしのことと思います。

 昨年は、宮崎での口蹄疫、全国的な猛暑など農業・畜産に大きな影響のあった年でした。そんな年だったのに、一年が過ぎるのが、ほんとうに早く感じます。そして、この一年に日本がどれだけ良くなったのか、世界がどれだけ良くなったのかと思うと、実感出来るものがありません。

 政権交代から1年と4ケ月になりますが先々の展望が開けてきたとは思えません。農業でも、米(コメ)で始まった戸別所得補償制度が他の作目や畜産・酪農にどう広がって行くのか不透明です。また、新たにTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加が取りざたされ、先々に大きな不安が生じています。

 昨年の新年あいさつで「日本の農業の将来展望は後継者問題、過疎化、米の消費減退、輸入農作物との競合等難しい問題が山積しています。戸別所得補償制度を日本農業の土台にするのであれば、10年先、20年先を様々にシュミレーションし、国民全体が理解できる姿を求めていくべきかと思います。」と書いたのですが、未だ展望が描かれていません。

 そうした中で、我が校友会も第13事業年度の2年目となりますが、こちらの1年はどうだったでしょうか。全国の支部にアンケートをし、その結果を基に活性化を図るべく活動を始めたのですが、まだまだです。ホームページの閲覧は徐々に多くなっている様子は伺えるのですが、寄せられる情報が少なく、私の期待からすると全く物足りません。

 今年は、初めての取り組みとして関東・甲信越ブロックの支部が学園に集まり情報交換会を行う計画をしています。これが、成功すれば、新しいページが開かれると思っています。

 最後になりましたが、みなさんのご健勝とご健闘をお祈りいたし、新年のあいさつとさせていただきます。