中央協同組合学園校友会

校友会からのお知らせ

アメンボを見かけますか?

校友会会長 町田重光

 10月11日から名古屋市で開催されていたCOP10・生物多様性条約第10回締結国会議(国連地球生きもの会議)が30日未明に終わりました。会議では、医薬品や食品のもとになる動植物など遺伝資源の利用を定める「名古屋議定書」と生態系保全の世界目標「愛知ターゲット」が採決されました。20項目が採択された「愛知ターゲット」には、“すべての人が生物多様性の価値を知る”“農林業、養殖業を持続可能にする”“人間の健康と暮らしに不可欠な恵みを守る”等があります。こうしたことに関心を持つことは、大変重要なことと思い校友会の事業計画にも入れました。


 先月ホームページ「生物多様性に関するお便りをお願いします」という呼びかけをしましたがどこの支部からも反応がありません。そこで、私から第1号をと思い「アメンボを見かけますか?」というのを出すことにしました。我が家の周辺には田んぼがなく、このアメンボの写真は、「野火止用水」で撮ったものです。「手のひらを太陽に」という歌にも“みみずだっておけらだってあめんぼだって みんなみんな生きているんだ友だちなんだ”と歌われています。アメンボは田んぼで、代掻きが終わると真っ先に目に付く生きもので、ウンカなどを捕食し、田植え後しばらくすると産卵をし、幼虫をたくさん生むそうです。私が写したアメンボはその成虫のようです。

 みなさんのところでも、アメンボを見かけると思います。他の生き物でもかまいません。見かけた生き物・場所等をご連絡ください。ホームページで紹介します。連絡先は、先回の「生物多様性に関するお便りをお願いします」を参照してください。

アメンボ