中央協同組合学園校友会

校友会からのお知らせ

生物多様性に関するお便りをお願いします

 「最後の木が朽ち果て、最後の川が汚染され、最後の魚が獲られたとき、初めて、我々は『お金を食べて生きていけない』ことに気づくのです」これは、「生存の条件 生命力溢れる地球の回復」(信山社出版)に書かれている言葉です。

 いただきます。おいしいニッポンをいつまでも。

 食べよう。生きものと育む国産の恵み。

 私たちの健康を支える食。その食を生み出している農林水産業は、生きものに暮らしの場を提供するなど、たくさんの生きものの生活を支えています。

 豊かな生物の営みが、豊かな実りを支えています。

 これは、農林水産省のコマーシャル文です。

「お茶わん1杯の米は、3株ほどの稲からとれる」「その株のまわりにはミジンコが5千匹、オタマジャクシが35匹・・・」

 これは、東京農業大学農学部 林 良博 教授が、朝日地球環境フォーラム2010で述べた「食と農と生物多様性」の一例です。

 10月11日から、 名古屋でCOP10生物多様性条約第10回締約国会議(国連地球生きもの会議)が開催されます。会議では、2002年の COP6で採決された「生物多様性の損失速度を2010年までに顕著に減少させる」という目標の達成状況の検証と新たな目標や国際的な枠組みの策定等が話し合われます。

 こうした動きの中で、校友会の活動で出来ることは限られます。せいぜい、強い関心を持つことぐらいかも知れません。私たちが育った時代と現在で、生きものたちを目にする機会は、確実に減っていると思うのですがどうでしょうか。

 どんなことでも、ちょっとしたことでもかまいません。校友会のホームページに載せてください。みなさんからのお便りをお待ちしています。

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町田重光 (校友会・会長)
電話・FAX 042-564-9588